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2010/05/15加筆 お酒の話しと言っても、高級ワインの蘊蓄を語るものではありません。アメリカでも日本食を出す店に入れば、日本のビールが飲めます。銘柄としては、キリン，アサヒ，サッポロ，エビスからの選択が出来ます。お値段は、他のビールに比べて高めに設定してありますが、日本のビール恋しさからついつい注文してしまいます。エビスは更に高いので、キリン，アサヒ，サッポロからの選択をする時、何を基準に選びますか？
自分達は、日本からの輸入であるサッポロを好んで注文していました。キリンビールのラベルに描かれたキリンの絵。日本の物と同じようでいて、少し違います。「キ」と「リ」の字は見つかりますが、「ン」の字が判別出来ません。ラベルも Made in USA なのでしょうか。日本酒では、男山（北海道），酔心（広島）が日本からの輸入で、他はアメリカ国内で造られているものが多いようです。但し、ロサンジェルスは別のようです。ロスの日本食屋さんには、色々な種類のお酒が並べてありました。 アメリカに行ったのであれば、現地のビールを飲みたくなるのが心情と言うもの。最近、日本でもアサヒが350mlの瓶ビールを販売するようになりましたが、アメリカではそのサイズの瓶ビールが主流です。日本人は、大瓶から互いに差しつ差されつを楽しみますが、アメリカ人にビールを注ごうとすると「俺のコップに触るな！」と怒り出す人も居るそうです。そんな国柄か、飲みきりサイズが主流となっているのでしょう。種類は沢山あります。ミラードラフト，ミラーライト，バドワイザー，バドライト，ミカロフ等は、大抵の店に置いてあります。但し、発音には注意しましょう。一度ミカロフを注文した時に、"Milk?"と聞き返されてしまいました。コロナビールは、ライムを付けるのが通のようです。"Corona. With lime."と注文すればOKです。瓶の上に頃合いの大きさのライムが付いて来ますので、瓶の中に落とし込んで飲みます。黒ビールが飲みたくて"Anything black beer?"と聞いたら、通じませんでした。黒ビールは、"Dark beer"と表現するのだと教えて貰い、やっと飲む事が出来ました。別な店で他の人と一緒の時、自分が"Anything dark beer?"と聞き、店の人が色々なビールの名前をいっているのを聞いて、「渋い表現をするね」と感心されました。では何と表現したら良いのか聞いた所、"Brown beer"と表現するそうです。一度、"Dark beer"を注文した時に、ブルドックの絵が書いてある"Red beer"が出てきた事があります。まァ、アメリカ人も適当に注文を受けているのでしょう。 アメリカのビールは薄くて飲んだ気がしないと言っているあなた。サミュエルアダムズを注文すると良いでしょう。日本のビールと同じようなコクがあります。特にシーズン限定品は抜群の旨さです。但し、発音が難しいので、一発で注文出来るようになるには、何度もトライする必要がありました。 アメリカのビール小瓶のキャップは、殆どの場合栓抜きを使う必要がありません。捻れば開く構造になっています。 韓国料理屋に入ったら、JINROを注文しましょう。日本ではロックでしか飲んだ事がありませんが、急須の中にキュウリの千切りを敷き詰め、その中にボトルをあけます。キュウリの出汁と相まってとっても美味しいです。 飲食店では無くセブンイレブン等でお酒を買う時には、日本の感覚では買えない時があります。店の外で飲むタイプの店でも買えない時があります。これはアメリカの法律が厳しくて、20才未満の人がお酒に触る事を禁止されているからです。 たいていの場合、"Photo id"と聞かれます。ここで即座にパスポートを見せれば大丈夫。意味がわからなくて、自分の歳を証明出来なければ、お酒を買う事が出来ません。日本人が外人を見て、年齢が判り難いように、アメリカ人から見た日本人の年齢は判らないようです。余談ですが、自分の後ろに並んでいた下戸の現地駐在員の方、自分がパスポートを見せているのに気が付いて、「えっ！パスポート持って来ていないよ」。アルコール飲料を買わなければパスポートを見せる必要が無い事を教えてあげました。 聞いた話ですが、州によっては20才未満の店員さんもお酒に触れないそうです。従って、店員さんは"Through"と言って、触ろうとしないそうです。この場合は、客がレジのバーコード読み取り機にお酒を通す必要があるそうです。 |
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くに〜 の 部屋